「お」のもたらす影響

「オバカ」なんていうのは「バカ」を柔らかく表現することで大衆的にしてしまう。「お」を付けるだけなのだが、この影響は計り知れない。

世の中、頭のいい人、悪い人ってのはやっぱり存在するわけで、「オバカ」といってしまうだけで、頭の悪い人が許されてしまうのが今の風潮である。「あの子はおばかキャラやから」と言ってしまえば、それで良くなってしまったのである。

オバカという呼び方でくくられてしまうテレビの中の人たちが本当にオバカキャラなのかなんて判らないし確かめようがないけれど、普通の人たちが生活している社会の中ではオバカということで済ませてしまう人が増えて来てしまっている。

はっきりいって、バカなんていうものは「お」を付けようが何をしようがバカなのであって、それは偉そうに言うべき事でもないし、むしろ恥ずべきことなのだ。大の大人が「オバカ」と平然といってのけてしまうことによって、それでいいんだと思ってしまう若者が増えてしまう事に非常に危機感を感じてしまう。

バカがバカであることを認め、バカであることから脱却しようとしないのなら、それは正真正銘救いようが無いことである。

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