ページに表示するテキストの内容や、レイアウト、配色、画像と文字の割合などを改善することで、商品の購入や資料請求といったコンバージョンは高められる。ネットショップで例えると、「見出し」や「画像」を替えただけで急に停滞していた商品が売れ出したり、「資料請求フォーム」の送信ボタン周辺をちょっと改良したら申し込み件数がアップしたなんてことはよくある事である。
従来ならば、これらの既存サイトを修正する作業にとりかかる場合、過去の経験だったり、人からのアドバイスであったりを参考にしたりして、試行錯誤した結果、たどり着けるものであった。ただ、このちまちました作業は組み合わせるだけでも膨大なパターンが生まれるので、それほど大きくない規模の会社なんかでは細かい調整なんかは実質無理があると言わざるを得ない。
本来なら、我々のようなウェブ制作会社が対応するべきもので、元をたどれば、そういう業者がしっかりと対策を考慮したうえでサイト制作するべきものである。
「Google Webサイトオプティマイザー」は、上記のような改善を「自動テスト」と「効果測定」によって助けてくれるツール。複数の画像や素材を用意しておけば、自動的にテストを行ってくれる。あとは導きだしてくれたコンバージョン率の高いパターンをベースにサイトデザインやコンテンツを改善していくことになる。
Google Webサイトオプティマイザーのテストは同一ページの異なるバージョンを比較するテストと、見出しや画像などの部分要素を組み合わせて比較するテストの2種類。テストするページとコンバージョンページを設定しておき、テストページへアクセスしたユーザーのうち目標ページにたどり着いた割合を算出してくれる。
サイトが自動的に改善されるわけではなく、テスト用のコンテンツを用意する手間や人の目による修正作業は欠かせないが、手軽に利用できる“お助けツール”として、ぜひ使いこなしたい。